こんにちは、物心両面で豊かになるピンフです。
会社や環境が変わっても、自分を活かし続けるためには、専門をかけ合わせて唯一無二の存在になることです。
これからの時代は個人がメインとなり、個人次第で成功の可能性がより変化すると考えられます。そのために、まずは、自分の専門分野を1つ磨きます。そして、最低でももう1つの専門分野を持つことによって、貴重(レア)な存在となります。レアな存在になれば、独自のポジションを確立することができます。
目次
会社と家の往復

会社員の場合、朝起きて出社し、会社で働き、家に帰っては寝る生活があります。基本的にはこの生活リズムが月曜から金曜まで繰り返されます。朝早く、薄暗いときに家を出て出社し、会社の建物の中で仕事をしていると、帰る時はすでに暗いこともあります。1日のうちに、太陽を見ることなく終える日々です。

給料もありますので、会社帰りに、いつもの慣れた人と楽しくお酒や食事を楽しむことができます。たまにの土日には趣味や遊びにお金を使うこともできます。この生活ができれば幸せと思うこともでき、居心地の良い日々です。ただ、現状に満足しては、そこが上限となってしまう可能性があります。
今の時代、企業の生存競争が激化しています。終身雇用制が崩壊し、知らない間にリストラ対象になり、転職が当たり前の時代になるかもしれません。
世の中や周りや環境が変わっても、生き残るためには何が必要でしょうか?
今の専門分野を磨く
まずは、今の専門分野を磨くことです。日々の仕事をしながら、自分自身の専門性を高めていくことです。職場の組織は学びの宝庫です。主に2つあり、1つ目は専門知識を持つ上司や先輩の人的資源、2つ目は業界の最新情報が入手できる物的資源です。
- 人的資源:専門知識を持つ人
- 物的資源:最新情報が入手できる
組織外の人からすると、その組織にある宝(人的資源、物的資源)を使うことができません。組織内の宝は、喉から手が出るほど欲しい場合もあります。

組織内にいれば、組織の宝を活用することができます。自分とは違う部署に同期がいれば、話しやすくて、情報交換もしやすいです。上司や先輩だけでなく、後輩から学ぶことも多いです。

人から応援されるような人柄の場合、人から情報を得られやすく、また、得られる情報の量も多く、中身も濃くなります。人柄を磨くことによって受けられる恩恵です。

組織を活用し、今の専門分野を磨くことで、どんどんレベルが上がっていきます。

なだらかに上がることもあれば、ある時までは全く上がらず、何かのきっかけで一気に上がることもあります。
伸び悩む時期もあると思いますが、100人中の1人になることができたとしたら、1/100の少しレアな存在になります。

めでたく1/100の素晴らしい存在になりましたが、もっと素晴らしい存在になるためにはどうしたら良いでしょうか?
1つの分野を極めに極めて1/10000の存在になることも1つの方法ですが、もう少し実現しやすそうなことがあります。
もう1つ専門分野を磨く
ひとつの分野で1/100を1/10000の存在になるよりも、もう1つの専門分野を持ち、そこでも1/100になることです。

2つの専門分野を持つことで、1/100と1/100がかけ合わさり、1/10000の存在になります。
例えば、野球ですと、

野手としては守る範囲が広くて、ホームランボールを飛んでキャッチでき、打者としては、足が速くて、打率が高いような選手です。いわゆる、守ってよし、打ってよしのプレーヤーです。
もしくは、

ピッチャーとしては三振を決めまくり、バッターとしてはホームランをバシバシ打つような選手です。4番でピッチャーをしているプレーヤーです。リトルリーグでならよく見られますが、トップクラスの大リーグで実現させている素晴らしい選手がいます。
本田健さんの場合、

本業は会計コンサルティングでしたが、事情により、心理療法を勉強することになりました。それが2つ目の専門分野になり、独自のポジションを手にいれたようです。
私は、「経営者の心の悩みや迷いまでを見抜いてアドバイスできる会計コンサルタント」という独自のポジションを手にしたのです。
もし、さらに3つ目の専門分野でもを100人中の1人になられたら、

100万人中の1人になります。1/1000000のスーパーレアな存在になります。
レアな存在になれば、独自のポジションを確立することができ、会社や環境が変わっても、自分を活かし続けることができます。
まとめ
自分を活かし続けるためには、専門をかけ合わせて唯一無二の存在になることです。
- 組織を活用して、今の専門分野を磨くこと
- もう1つの専門分野を磨くこと
2つの専門分野を持つことで、かけ合わせによりレアな存在になります。
<参考文献>
本田健『PRESIDENT』「本田健の成功と幸せの法則」 プレジデント社, 2018.4.30号, 116-117 (2018)