こんにちは、物心両面で豊かになるピンフです。
お金持ちになる人とお金に縁がない人の違いは何でしょうか?
それは物事をどのくらいの期間で見ているかです。
- お金に縁がない人:短期的な視点
- お金持ちになる人:長期的な視点

お金に縁がない人は、短期的な視点で良いか悪いかを判断し、お金持ちになる人は長期的な視点で良いか悪いかを判断します。
目次
現金一括で買えないものは、買ってはいけない

- お金に縁がない人:毎月支払うことができる範囲内の金額だ!→買う!
- お金持ちになる人:支払いの合計金額が高くなる!→ローンで買わない!
本田健さんがメンター大富豪から教えられたのは以下の言葉でした。
「現金一括で買えないものは、買ってはいけない」
ローンでものを買うことは最終的には高い買い物をしたことになります。
今の世の中、最新のファッション、家電、車、家をローンで購入することができます。(企業は売り上げ確保するために、私たちに毎月の少ない金額でも購入できるように工夫しています。営業努力しています。)
ここで、12万円、300万円、2,000万円のローンの場合、最終的にどれだけ高くなるかを見てみましょう。
12万円のものをリボ払いで購入

毎月1万円を13ヵ月間支払うことで、購入することができます。その場合、1万円分を利息で支払い、もとの価格より1.08倍で購入したことになります。
実質年利:15%
返済方法:リボ払い
毎月 : 1万円
返済期間:13ヵ月
合計金額:13万円(もとの価格の1.08倍)
利息金額: 1万円
次に300万円をローンで購入する場合を示します。
300万円の5年ローンで車を購入

金利3%なら23.4万円分を利息で支払い、もとの価格より1.08倍の価格で購入したことになります。
銀行金利:3%
返済方法:元利均等
毎月 : 5.4万円
合計金額:323.4万円(もとの価格の1.08倍)
利息金額: 23.4万円
もし、金利が6%になった場合と比較してみましょう。

金利6%なら48万円分を利息で支払い、もとの価格より1.16倍の価格で購入したことになります。金利3%の場合と比べて、約2倍の利息を支払うことになります。
ディーラー金利:6%
返済方法:元利均等
毎月 : 5.8万円
合計金額:348.0万円(もとの価格の1.16倍)
利息 : 48.0万円
次に2,000万円のローンで購入する場合を示します。
2,000万円の30年ローンで家を購入

金利2.7%なら920万円分を利息で支払い、もとの価格より1.46倍の価格で購入したことになります。最初の5年間、支払金額の半分は利息分として支払っています。
固定金利:2.7%
返済方法:元利均等
毎月 : 8.1万円
合計金額:2,920万円(もとの価格の1.46倍)
利息 : 920万円

1.46倍の価格は驚きです。
最終的に920万円も余計に支払うことになるので、「現金一括で買えないものは買わないこと」の理由です。
ここで、逆にこの住宅ローンと同じ毎月の支払いで積立投資をした場合をみてみましょう。
積み立て投資(2,000万円の30年ローンで家を購入するときと同じ金額)

利回り2.7%なら1,611万円分を運用利益で手に入れられ、積立金額(元本)2,920万円より1.55倍の4,531万円が手元に残ることになります。
利回り :2.7%
毎月 : 8.1万円
積立金額:2,920万円
運用利益:1,611万円
合計金額:4,531万円
「住宅ローンで2,000万円の家」と「30年後の約4,500万円の現金」の比較になります。
まとめ
お金持ちになる人とお金に縁がない人の違い
- お金に縁がない人:短期的な視点
- お金持ちになる人:長期的な視点
お金持ちになる人は「現金一括で買えないものは、買わない」
<参考文献>
本田健『PRESIDENT』「本田健の賢者は年収3000万円の小金持ち目指す」 プレジデント社, 2020.4.3号, 110-111 (2020)