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【図解】香料について メリット1 強化 ~より香りを強く~
香料の目的 メリット
香料の基本的な目的として以下4つがあり、商品の価値を高めます。
- 強化
- 補填
- 追加・付加
- マスキング
香りをより強くするために、もしくは、
新たに香りを加えるためによく使用されます。
強化 ~より香りを強く~
すでにある素材の香りを香料を加えることで、
強化され、より本物らしくなったり、
本物以上のようになったりします。
特に食品でよく使われており、
以下のような例があります。
チョコレート
チョコレート菓子 + チョコレートフレーバー
→ よりチョコレート感がアップ↑↑↑
チョコレートの香りが広がるチョコレートの出来上がりです。
チョコレートフォンデュにするとより香りが広がります。
(フレーバーはほんの少し加えるだけで、その効果は絶大です!どのくらい加えるかについて知りたい場合は以下の記事をどうぞ)

バニラアイス
バニラアイス + バニラフレーバー
→ よりバニラ感がアップ↑↑↑
バニラの香り豊かなアイスが出来上がります。
バターパン
バターパン + バターフレーバー
→ よりバター感がアップ↑↑↑
バターの香りが広がり、
食欲がよりいっそう膨らみます。
香料を加えることで
香りを強化するだけでなく、
コストの面でもメリットがあります。
例えば、パンにバターを使用したいですが、
バターの価格が高くなることがよくあります。
そこで、バターフレーバーを使用することで、
バターの使用量を少なくしつつ、
バター感を出すことができます。
コストを減らしつつ、望みのバター感を
アップさせることができるのは
フレーバーを使用するメリットと言えます。
(バターフレーバーは何からできるのでしょうか? また別の機会に解説します)
これらのように、本来の香りに、
香料を加え、香りを強化することで、
商品の価値を高めます。
次は、「補填」について解説します。
