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【図解】香料について 用途の種類 ~香料の用途は食品と食品以外の2種類~
香料は身近に
香料はあなたの生活にとても身近にあります。
例えばですが、
以下の図のように、食品に多く使用されています。
他にも、以下の図のように日用品にも使われています。
どれだけ身近にあるかを、あなたの生活をちょっと想像してみましょう。
(香料に関係するものを赤線と青線で示してます)
朝、起きてからせっけんで洗顔し、
朝食にパンを食べることもあるでしょう。
整髪料をつけたり、香水をつけたりして
オシャレをするときもあることでしょう。
昼になりました。
昼食後にコーヒーを飲むこともあれば、
おやつにチョコレートや飴を食べてしまいそうです。
スポーツで良い汗をかくなら、
スポーツドリンクを飲むことでしょう。
気分もすっきり、スポーツ後の服を
洗剤で洗濯するでしょう。
夕食後にアイスクリームを食べて、
至福の時を堪能し、
お風呂に入り、シャンプーで髪を洗い、
リラックスして寝ることでしょう。
もしかしたら、
夜食にカップ麺を食べてしまうことも
あるかもしれません。
このように、多くのものに囲まれて生活していることが想像できるかと思います。
赤線は食品用途の香料が使用され、
青線は香粧品用途の香料が使用されています。
分類については、次の項目で説明します。
※香粧品(こうしょうひん):香水、化粧品等の食品以外全般
香料の用途は2種類
大きく2つに分けられ、
フレーバー(食品香料)と
フレグランス(香粧品香料)があります。
フレーバーは食品向けであり、
フレグランスは香水、化粧品、トイレタリー等向けです。
フレーバー用途の主な例
- 清涼飲料水
- ジュース
- ビール(ノンアルコール)
- コーヒー
- チョコレート
- アイスクリーム
- かき氷シロップ
- 飴
- カップ麺
- パン
- ハンバーガー などなど
フレグランス用途の主な例
- 洗剤・柔軟剤
- せっけん
- ボディーソープ
- 芳香剤
- 殺虫剤
- 香水
- 線香 などなど
フレーバーとフレグランスの比較を
以下の記事にまとめてます。

香料が使用されているかどうかの確認方法
商品のパッケージやラベルのどこかに
原材料名が書いてありますので、
探してみましょう。
その中に、
「香料」と書かれていることがあります。
ジュースの例:「原材料名:果糖ぶどう糖液糖、果汁 / XXX、〇〇〇、香料、△△△」
洗剤の例 :「界面活性剤、XXX、〇〇〇、香料、△△△」
書かれる順番にはルールがあります。こちらの記事を参考にどうぞ。

身近な商品を手に取って、見てみますと
意外なものに「香料」があると思いますよ。
そもそも、
なぜ「香料」を使用するのでしょうか?
