【図解】残香性 香りの持続力 (初心者向け)

【図解】残香性 香りの持続力 (初心者向け)

 

最後まで続く香りを残香といい、

持続する香りは残香性が高いです。

空気中に広がりやすい香りは

残香性が低いといえます。

 

残りやすい香りと残りにくい香り

香り成分には軽い成分と重い成分があり

軽い成分と思い成分の特徴を以下に示します。

  • 軽い香り成分:空気中に広がりやすい
  • 重い香り成分:空気中に広がりにくい

空気中に広がりにくい香りは

残りやすい香りです。

 

以下の図は入れ物にある香りを

時間とともに空気中へ広がる様子を

示しています。

時間が経つにつれて、

香り成分は入れ物の中から空気中へ広がり、

広がった分の香り成分は減ります。

 

香り成分には軽い成分もあれば

重い成分もあります。

 

それぞれの香り成分を色分けした図

を以下に示します。

  • 丸い香り成分A :最初に空気中へ広がります。
  • 三角の香り成分B:中盤から広がっています。
  • 四角い香り成分C:後半まで広がっています。

 

入れ物の中の様子を見てみますと、

それぞれの香り成分はあるものの、

空気中への広がり方が違っています。

 

残香性の高さを加えた図を以下に示します。

空気中への広がりやすさから、

丸い香り成分Aは軽い香り成分です。

四角い香り成分Cは

重い香り成分であることが分かります。

重い香り成分ほど残香性が高いといいます。

 

以下のようにまとめられます。

 

成分重さ残香性
〇 A軽い低い
△ B中程度中程度
□ C重い高い

 

香水

香水では香りを

トップノート、ミドルノート、ラストノート

という表現がよく使われます。

空気中への広がりやすさで分けています。

  • トップノート:最初に広がる香り
  • ミドルノート:中盤に広がる香り
  • ラストノート:最後まで残る香り

香水は香り自体も楽しみですが、

最初から最後まで香りが変化することも

楽しみのうちのひとつです。

 

(トップノート、ミドルノート、ラストノートについてよく使われる成分は別の機会に解説します)

 

芳香剤

芳香剤はマスキング作用によって、

嫌なにおいを隠します。

参考記事

【図解】香料について メリット4 マスキング (初心者向け)

 

芳香剤において求められることは

最初からマスキング効果があり、

最後まで持続することです。

効果の時間が長ければ長いほど良いです。

開発する人はなるべく最後まで一定の香りを

持続させようと工夫しています。

 

残香性が低い例として、

最初しかマスキング効果がない場合が

あります。

最初の香りは強くて良いのですが、

時間が経つとすぐに香りが

なくなってしまう例です。

 

また、他の効果がない例として、

残香性はあるのですが、

そもそもの香りの強さが弱く

マスキング効果がないことがあります。

 

このように芳香剤は

ある程度の香りの強さとある程度の残香性

求められています。

 

香りを強くするには残香性を低くして、

空気中に広がりやすくしたいですが、

広がりやすくしすぎると、

残香性が低くなり、持続しなくなります。

 

相反する性質が求められるため、

開発する人は工夫し考えます。

 

まとめ

最後まで続く香りを残香といい、

持続する香りは残香性が高いです。

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