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【図解】溶剤とは? 溶媒・溶質・溶液の違い(初心者向け)

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こんにちは、化学系の大学院を卒業し、香料業界で10年以上働いているピンフです。

香料業界で溶剤(ようざい)とは何でしょうか?

溶剤は溶媒(ようばい)であり、溶質(ようしつ)を溶かすものです。

ピンフ
ピンフ

溶媒、溶質って何?ってなりますよね。

少し化学用語が出てきますが図解で見ていきましょう。

溶液(ようえき)・溶媒(ようばい)・溶質(ようしつ)の違い

化学の世界では溶液・溶媒・溶質という言葉をよく使います。

solvent solute solution 02
  • 溶媒:溶質を溶かすのに用いた成分
  • 溶質:溶かされた成分
  • 溶液:溶質+溶媒(溶剤)

理科とか化学では溶媒と使うことが多く、香料業界では溶媒のことを溶剤と言うことが多いです。

ピンフ
ピンフ

高校や大学では溶媒、業界によっては溶剤と言うイメージです。

何が溶媒で何が溶質かを身近にある砂糖水で見てみましょう。

砂糖水

solvent sugar water 02
  • 溶媒:溶質を溶かすのに用いた成分→水
  • 溶質:溶かされた成分   →砂糖
  • 溶液:溶質+溶媒(溶剤) →砂糖水

砂糖水の場合は、水が溶媒砂糖が溶質です。砂糖は水に溶かされ、水は砂糖を溶かすとも言えます。

香水の場合を見てみましょう。

香水

solvent fragrance ethanol water 02
  • 溶剤:アルコールと水
  • 溶質:香り成分
  • 溶液:香水

香水の場合は、アルコールと水が溶媒香り成分が溶質です。アルコールと水に香り成分を溶かすと香水ができます。

香水の中に香り成分(香料)はどのくらいの割合で入っているのでしょうか?

溶剤の例

香料の世界でよく使われる溶剤を見てみましょう。

フレーバーでよく使われる溶剤

・水
・エタノール(エチルアルコール)
・プロピレングリコール(PG)
・グリセリン
・トリアセチン
・油脂類

ピンフ
ピンフ

水やエタノールはシャバシャバ、グリセリンやトリアセチンはドロッとした液体です。

フレグランスでよく使われる溶剤

・クエン酸トリエチル(トリエチルシトレート)
・ジプロピレングリコール(DPG)

溶剤に求められるポイント

・安価
・香り成分が溶けやすいこと
・無味無臭
・毒性が無いこと
・適度に常温で気体になること
・適度に香り成分を保持すること

適度に気体になること(=香り成分を放出すること)と保持することは、芳香剤が良い例です。適度に香りを感じる必要があり、長い間、香りを感じ続ける必要があります。

                  

まとめ

溶剤=溶媒

  • 溶媒:溶質を溶かすのに用いた成分
  • 溶質:溶かされた成分
  • 溶液:溶質+溶媒(溶剤)

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